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ベタ基礎と布基礎のメリット・デメリット

自分の住む土地や家にはどの基礎が合うのか、しっかり考えたり確認して家を建てなければ!と考えさせられます。
とっても参考になりますので、是非ご覧ください♪

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こんにちは、つばさです。

我が家では先日、杭工事が終わったばかりで
まだ土地の根堀りを行っている状態となりますので
写真のような基礎は全く作られていないのですが

基礎工事といえば
ベタ基礎と布基礎は、どっちが良いの?について
考えられた事がある方も多いと思います。

これから、新築プランを考えられる方も基礎は非常に重要ですので
自分の家が、ベタ基礎なのか?布基礎なのか?
は、必ず確認しておきましょう!

まずは、横からみた断面イメージです。

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では、それぞれ見ていきましょう!

ベタ基礎とは?メリット・デメリットは?

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基礎の立上りだけでなく、
底板一面が鉄筋コンクリートで覆われている基礎で
建物の荷重を基礎全体で分散して受け止めることが出来ます。

また、地面がコンクリートで覆われているため
 ・シロアリの地中からの侵入を防ぐことが出来る
 ・地面からあがってくる湿気を防ぐことが出来る
というメリットがあると言われています。

但し、コンクリートの使用量が多くなるため費用が高くなる
というデメリットがあります。

また地面(土)からの湿気は防げますが
新築から1年~2年の間は、コンクリート自体から水分を放出しますので
床下の環境対策が必要です。

最近は殆どの木造住宅で
このベタ基礎が採用されているようですね。

でも、有名な一条工務店さん(i-smart)では
藤城建設と同じように、基本は布基礎で、
ベタ基礎はオプションとなっていましたよ。

ゆきだるまのお家でも、ベタ基礎を選択すると
家の広さによって変わりますが数十万円のオプション料金
必要となります。

布基礎とは?メリット・デメリットは?

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Tの字を逆にしたような断面の鉄筋コンクリートを
連続して設けた基礎になります。

メリットとしては、ベタ基礎に比べてコンクリートの使用量が
少ないため、コストが下げられること。

また、根入れの底から立ち上がりの上までの高さが
ベタ基礎に比べて、布基礎の方が長く

縦に長い分、上から集中的に掛かってくる荷重を
受け止め易くなる
というメリットがあります。

ベタ基礎より、布基礎の方がコンクリートが少ない分
基礎自体の重さが軽くなりますので、地盤に掛かる負荷が少ない分
構造計算上、有利に働くことがあるようです。

ベタ基礎の方が、強度に優れているので安全ですよ!
とは一概に言えないため、ケースバイケースですね。

ちなみに、資材(コンクリート)費用は
ベタ基礎の方がもちろん掛かりますが
大工さんの手間は、布基礎の方が工程が多く大変だそうですよ。

ベタ基礎の方が、工事が楽だとは知らなかったです。

その他、布基礎のデメリットとして地面がコンクリートではなく土のため
土から出てくる湿気の問題』があります。

昔は、地面の土が丸出しだった為
床下の結露問題があったようですが、現在は

上記の図のように防湿シートを敷いて
その上に押さえコンクリートを敷くことで湿気対策を行っています。

ゆきだるまのお家では、標準が布基礎となっていて
図面を見る限りでは、

防湿フィルムを敷いた後、押さえコンクリートではなく
火山灰土を50mm敷くことになっていました。

コンクリートの方が、何かあった時に
床下に降りやすいという点はありますが・・・
素人が潜ることはまずないでしょうね^^;

コンクリートでお願いすると
恐らくコストアップになると思いますので、このままで。。

それにコンクリートより、火山灰の方が調湿効果は高いかなぁ
考えています。 (個人的な考えです)

珪藻土を敷けば調湿効果バツグン!だと思いますが
調べてみると、珪藻土は結構なお値段が掛かりそうです・・・(>_<)
まぁ、北海道ですとあまり湿度が高くないので
そこまで気にする必要は無いのかな。

インターネット上で家を建てた人の話として

床下点検口を開けてみたら、土やコンクリートではなく
防湿シートが、そのまま敷いてあるだけだった!』なんて
ケースもあったり

基礎工法と断熱工法がマッチしていなかったのか
築1年足らずで床下の結露がひどく、カビだらけ!
といったこともあるようです。

図面通りに工事が行われているかどうか、結露が無いか
たまには、床下点検口を開けてみるようにしましょう!

ちょっと話が逸れましたが
ベタ基礎・布基礎、それぞれにメリット・デメリットがありますので

結論として
絶対的にどちらが良い?は言えず、
皆さんが建てられる家の形、土地の地盤などから

担当者(設計士)の方と良く話し合って決めることが
一番大事だと思います。

基礎は非常に重要な部分ですので
施主の事をしっかりと考えて、それぞれのメリット・デメリットから
工事内容を提案してくれる住宅メーカーとお付き合いしていきたいですね。

紹介ブログ HOMEPAGE
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紹介ブログ 記事URL
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