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無垢の樺桜床材、4年半後の経年変化と現実

無垢の床は憧れるけど、自分にメンテナンスがちゃんとできるか不安だったり、どんな風に経年変化していくか心配だったりしますよね。しましまさんのブログには詳しく書かれているので、とても参考になります☆

先日、こんな ご質問を頂きました (人´∀`).☆.。.:*・
 
 
『私も しましまさんと同じで、木の経年変化について 凄く気になっています。
もし差し支えなければ 現在の床の お色味や傷など、
分かる写真がありましたら 見せて頂きたいです』
 by こばさん
 
 
こばさんは 現在 新築計画中で、床材には わが家と同じ
樺桜を 検討されているそうです。
 
そういえば 私も、決定する前には 色々と悩んだんですよね~ (>_<)
 
 
↓↓ 詳細は こちらから (コメント欄が 大変 参考になります)
 
サクラ材の経年変化
 
 
というワケで、今回は 樺桜床材の経年変化 について フォーカスしていきたいと思います!!
 
 
わが家の床材は、1F・2Fともに 無垢の樺桜 です。
 
予算の都合もあって『乱尺』という、木と木の継ぎ目の長さが 不揃いな物を
採用していますが、私的には まったく気になりません。
 
竣工から 4年半経過した、現在のLD床の様子 ↓↓
 
 

 
 
一応、頑張って ミストdeワックスで 磨いた後なんですが、
常日頃から きちんと お手入れしてるとか
そういうワケでは無いので… それなりに 傷もシミも付いてます ;;
 
 

 
 
ダイニングの照明が オレンジっぽい電球色なのもあって
(わが家の ダイニングは、直接の窓が無いので 暗い)
照明が当たる部分は 黄色っぽく見えますが、
実際には 自然な赤味が増したような 経年変化を遂げています。
 
次の写真が 分かりやすいでしょうか (v^ー°)
 
 

 
 
照明の当たっている 写真左側 (ダイニング) は 黄色っぽいですが、
自然光の当たっている 写真右側 (リビング) は ナチュラルな色合いですよね。
 
全体的には、この右側のような 色合いの変化になっています。
 
 
ちなみに 床材が貼られた 当初の記事は ↓↓ の辺り。
色味 (無塗装ですが) など、ご参考までに。
 
外壁がほぼ貼られる&床材も届く

樺桜の床材が貼られる
 
 
色合いについては、何となく 分かっていただけたかと思いますが
傷の付き方などは 近寄らないと分かりませんよね ;;
 
まずは LDの中でも、人通りや傷つき方が
比較的 普通 (と思われる) 場所を 接写してみました。
 
 

 
 
遠目には 分からなくても、よくよく見ると 何か 擦れたような白い跡・黒い跡が
2~3ヶ所あるのが お分かりになりますでしょうか…
 
こういう傷は 拭いても落ちませんが、メラミンスポンジや
目の細かいヤスリで擦れば、わりと 簡単に落ちるかと思います。
 
じゃあ「落とせば良いじゃない!!」と思われるかもしれませんが、
こんな傷は 無数にありすぎて
 
だんだん、どうでも良くなってくるっていうか… (オイ)
 
 
入居当初こそ、傷を見つけるたびに 消そうと必死でしたが
半年~ 1年 (人によって違うと思います) も経つと
消すのが追いつかなくなり、このような 諦めの境地 に達します。
 
わ、私だけじゃないと思うんですけどね!! ← 悪あがき
 
入居後 数年経っても、ピカピカの床で暮らされている方々には
呆れられてしまいそうな話ですが ///
 
 
続きましては LDの中で、最も汚れ方の激しい ストーブ前。
 
 

 
 
わが家は 冬になると ペレットストーブを使用するため、
ストーブ周辺には どうしても 細かい煤 が飛んでしまいます (´;д;`)
 
それが ここを通る人によって、だんだんと床に 擦り付けられ…
冬の終わりには かなり 黒ずんだ状態に ;;
 
一応、今年の春も 頑張って お掃除したのですが、
息子の昼寝中に 大急ぎでやったので、綺麗には なりきってません。
 
 
↓↓ そのときの記事は こちら
 
ペレットストーブ、シーズンオフにやる無垢床メンテ
 
 
そんな床の接近写真が こちら。すみません引かないで~ ;;
 
 

 
 
メラミンスポンジで 急いで擦っただけでは 落ち切らなかった黒ずみが、
木の肌理部分 (?) に 点々と見えます。
 
まぁ これは、ペレットストーブさえ使わなければ
縁のない汚れですけど…
 
お子さんが 体育会系の部活だったりすると、泥汚れなどで
似たような黒ずみが付くことも あるかもしれませんし。ご参考までに。
 
私も 来年の春には、もうちょっと 頑張って落とします ;;
(来年になるまで やる気なし)
 
 
 
さてさて、無垢床の現実は 続きます。
 
お次は「板と板の隙間に、何か 挟まってない??」て感じの
ダイニングです!! ← ひどい
 
わが家では 子どもの食べこぼし対策として、入居当初から
子ども用チェアの下には ↓↓ のような デスクマットを敷いていました。
 
 

 
 
これが やっぱり、効果てきめん。
何度「マットがあって良かった~」と 思ったことか…
 
で も ね
 
マットだけでは 収まりきらない汚れが、いつの間にか
出てくるんですよね (TωT)
 
 
こちら、マットを めくってみたところ。
 
 

 
 
点線を境に、マットを敷いていたところと 敷いてなかったところでは
板と板の間の線の くっきり具合が、露骨に違うと思いません…??
 
そう、くっきりしてないところには 何か が挟まってます!!
(気付いたら こうなってたので、何なのか正確には 分からない ;;)
 
 
食べこぼしの類は、板目の間に挟まったとしても
歯ブラシのような物で擦ると、わりと 取れるんですが
100% 落ち切るかというと そうでもなく…
 
やはり、マットの類を敷いておくのが おススメです。
 
ここについても
子どもが 食べこぼさなくなったら、本腰入れて 綺麗にしようっと
と 現在は 見て見ぬフリ ε=ε=┏(>_<)┛
 
 
 
続いて、最も 傷つき方の激しい リビングの おもちゃ棚の前。
こちらも 遠目には 気にならないのですが…
 
 

 
 
近寄ってみると、あらあら… 細かい傷が沢山~ ///
 
 

 
 
4年半にわたり、子供たちが おもちゃを落としたり ぶつけまくってきた結果が
今 ここに集結!! て感じですね m(_ _)m
 
接近写真も撮ってみましたが、かなり 悲惨な状態 ;;
 
 

 
 
リビングの ほとんどのスペースには コルクマットを敷いているのですが、
おもちゃ棚の前だけは 無防備だったので 仕方ないですね。
 
ここに関しては「これも味かな ♪」と素直に思えて、あまり 気にしてません。
 
 
 
家の中では 最も綺麗 な、玄関前の床も ご紹介しておきます。
 
 

 
 
ここは 移動するだけの場所だからか、傷も見当たらず
とても 綺麗な状態を保っています ♪♪
 
 

 
 
 
ここまでは 1F全体を ザッと ご紹介してきましたが、
2Fは また違う色合いの 経年変化を遂げています。
 
2Fは1Fより 日の当たり方が強いせいか、
全体的に 色味が濃く、赤っぽく 変わっているようです (゜_゜)
 
 
こちら、2Fの フリースペースです。
 
 

 
 
1Fに比べて、相当 赤っぽい のが お分かりいただけるでしょうか…
ここは 天窓があるので、夏は 強い日差しが入るのですよね ;;
 
接近写真は こちら。
 
 

 
 
カメラの向きなどで 色合いが まったく違って写ってしまうのですが、
なるべく 地のままの色を再現したつもり。
 
 
ここ以上に 天窓の影響を もろに 受けているのが、階段の踊り場です。
わが家で一番、木の色味が変わった 箇所でもあります ;;
 
 

 
 
階段の他の踏板部分は 合板で、とくに 色の変化が見られないので
余計に 違いが 際立って見えますね (´・ω・`)
 
夏の間は 天窓に 覆いをかけた方が良いのでは… と思ったことも あるのですが
手も届かないですし、何となく そのままになっています ;;
 
近づいてみると、とくに 傷んだような感じもしないので
これも味わいと思って 良いのかな??
 
 

 
 
ちなみに、天窓の影響を受けない 子供部屋は
カーテンのおかげも あるでしょうが、色合いの変化は 緩やかです。
 
 

 
 
南向きなので、ここも 日差しは強いんですけどね。
とはいえ、1Fよりは 赤っぽく変わっているように 思います。
 
樺桜の経年変化 = 赤くなる ことが、これで 実証されました。
(同じ状況でも 栗や楢だったら、黄色っぽく変化したはず)
 
 
 
以上、こんなところでしょうか ///
 
傷ついたところや 色合いが変わったところを中心に お届けしたので、
無垢床について マイナスイメージを持たれていないと良いのですが…
 
 
私自身は、いろいろ大変なところもあるけれど
やっぱり「無垢床にして良かった!!」と 思っています o(^∇^)o♪
 
少しくらい汚れても、お手入れをする度に
深い艶と色合いが生まれて、いつまでも 見飽きません。
 
 
ふと 自宅の床を見て「綺麗だな」と思える幸せ… というのでしょうか。
 
写真などを撮っても、やはり 雰囲気が出ますし
何年たっても この幸せを味わえると思うと、とても嬉しいのです ♪♪
 
夏に、素足で無垢床を歩く 足触りの良さというのも
一度 経験すると、やみつきになりますよ。
 
 
お手入れは 大変といえば 大変ですが、100% 完璧にやろうとしなければ
そこまで 大変ではないような…??
 
まぁ、最終的には ご家族のニーズと、
後は 好みで選ぶしかないですよね ヾ(´▽`*;)ゝ”

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